開山忌(春季・秋季)
仏教では、初めにそのお寺をお開きになったお坊様のことを『ご開山(ごかいさん)』と申し上げます。そしてそのご開山様のお亡くなりになったご兪日を『開山忌』とよびます。ご開山様と代々のご住職方が受け継いできた教えに感謝し、地域の大勢の方々をお招きしてお勤めする報恩行事(法要)が『ご開山忌』であるのです。
開山忌は春季と秋季に行われます。毎回、たくさんの方に参詣いただき、一般参拝者は約200名もの方々にお越しいただいております。当日は、朝から塔前の御婦人方総勢50名程の皆さんに約200食のおいしい食事の支度をしていただき、お手伝い頂いた県内の和尚様方にも「大変美味しい」といつも評判です。
また、42名の御詠歌講員の皆さんが法要前に30分ほど御詠歌の奉詠。御詠歌とは、先人が仏法(仏の教え)を歌や詩にし、それに節をっけお唱えするものです。光林寺では昭和24年から大ざ和流の御詠歌を奉詠しております。まだお聞きでない方は、是非、一度お聞き、興味のある方はご参加いただきたいと思います。